2025年8月15日金曜日

知的な英語ネイティブが日常会話で使う表現

今日はCSMを離れ、そうはいっても私たちのチームが日常業務をする上で避けられない英語の話です。 

私が長年お世話になっている、大島さくら子先生が、英語の新刊を出したということで、早速入手してみました。


(左が今回の新作。右は前回の著書でこちらも勉強になりました)

 私は早稲田大学エクステンションセンターの、ニュース英語のボキャブラリー・リスニング強化コース〔上級〕という講座でお世話になっていたのですが、さくら子先生は上級者向けの授業が評判がよい人気講師です。学びの多すぎるX(Twitter)もお勧めです。

 今回の著書、「知的な英語ネイティブが日常会話で使う表現」 も見事に中上級者好みな内容で、私は英検1級をかろうじて持っていますが、知らない表現、ワクワクする実践的な表現がたくさん掲載されていて、まさにこういう表現を知りたいと思っていました。

パラパラとめくっても、例えば「caveat」というのは社内で頻繁に使いますし、 「one of a kind」は大谷選手の実況でよく聞きますし、 各ページの表現1つ1つにいちいち興奮します。
Amazonのページにサンプルの画面がありますが、binge-watchingとかよく使うし、go out on a high note とかカッコいいですね。
中身もよいですが、「はじめに」も、よいです。

なんとなく、杉田先生の「NHK実践ビジネス英語 対話力アップ ビジネス英語フレーズ800」の影響もあるような気がします。

ちなみに写真にあるお隣の本、「ビジネス英語のプロが教える! 会話がはずむスマートフレーズ&トピック」も楽しくてお勧めです。 
さくら子先生がアドバイザーをするEMO英会話なら、この本をベースにオンライン英会話が出来ます。私も今は卒業しましたが、全コースやりました。この新しい本が教材になったら、またEMO再開しようかなと思います。

是非 「知的な英語ネイティブが日常会話で使う表現」お楽しみ下さい!

2024年11月21日木曜日

CSMチームで note を始めてみます

 このたび新しい試みですが、CSMチームで note を始めてみることになりました。

日本IBM CSM TEAM 

それにあたり、私も最初の1本を寄稿してみました。

IBM CSMチーム noteを始めます

私自身もブログの経験は長いのですが、note を使うのは初めてなのと、みんなで記事を作っていくことは経験がないため挑戦になりますが、製品やサービスの良さ、理解を深め、少しでも役に立つようなコンテンツが提供出来るようにしていきたいと思います。

現在は既にInstanaの記事の投稿が始まっており、今後も定期的に続けていく予定ですが、それ以外にも、デモ動画を紹介したり、製品利用やCSM活動の現場から、記事でご紹介していければと思います。

よろしければ是非購読やフィードリーダーへの登録をお願い致します。

2024年10月14日月曜日

Instana北米→東京リージョン移行事例

別のブログエントリにて、10/10(木)に開催された、Instanauts_jp#6 みんなのInstana×DevOps 〜システム移行と新たな可能性〜について報告させて頂きました。

この中の目玉セッションの1つとして、「Instana北米→東京リージョン移行事例」 としてGMOあおぞらネット銀行の園田様よりご講演頂きましたが、その内容についてをこちらのエントリではご紹介したいと思います。

GMOあおぞらネット銀行様ではInstanaをご利用頂いており、過去にもInstanauts_jpでは、その状況などをお話頂いておりましたが、2024年7月にInstana SaaSに東京リージョンが増えたことを機会に、リージョンの移行を実施され、その内容を事例としてお話頂きました。

まず、東京リージョンのメリットについては、以下の3点をお話頂きました。

1. SaaSでの利用ハードルが下がる
2. 取り扱うデータの幅が大きくなる
3. コミュニケーションがしやすい

1点目については、サービス選定時に、場所を確認したり、取り扱えるデータを確認する必要があり、ハードルが下がると共に、セッション後に行われたQAでは、社内プロセスにおけるチェック項目が減ることにより、海外サービスと比べても迅速に採用が進むとお話頂きました。また、2点目については、個人情報に関連するデータのハードルが下がり、これまではInstanaの適用対象に出来なかったシステムが対象になるとお話頂けました。3番目については、時差や言語についてです。
その他、終了後のQAではパフォーマンスの改善などについても触れられましたが、こちらは特に体感出来るものはなかったということで、GMOあおぞらネット銀行様としては、何よりInstana適用対象のシステムが増えたのがよかったようです。

移行については、約1カ月でのプランを立てられ、現在その最終フェーズというところが紹介され、続いて今回の移行方法が紹介されました。Instanaエージェント側の設定、およびInstanaサービス側について、お話頂きました。どちらも特に難しいことはないですが、エージェント側は東京リージェントへのデータ送信を加えただけ、そしてサービス側については、今回2枚の画面を並べて丁寧にパラメータ確認しながら移行をされたとご紹介されました。結果的には移行は無事に成功し、データも入り始めていることを見せて頂きました。

7月に出来たばかりの東京リージョンのサービスが、早速このように使われ、そしてInstanaの適用範囲が広がる、という大きなメリットを享受できるようになりよかったです。

実はこの事例の裏で、スケジュール案のご提示や移行に関する技術情報の提供などを、IBM CSMの河野哲也がお手伝いさせて頂きました。

イベントの最後では園田様(右)とCSM河野(左)で一緒にお写真を撮らせて頂きました。素晴らしい事例の発表をして頂き、感謝致します。


 

Instanauts_jp#6に参加してきました

 先日10/10(木)に開催された、Instanauts_jp#6 みんなのInstana×DevOps 〜システム移行と新たな可能性〜に私もお邪魔してきました。こちらはInstanaユーザーコミュニティである、Instanauts_jpの今年3回目のオンサイトイベントです。

会場はGMOあおぞらネット銀行様のご厚意で、GMO Yoursという素敵な場所を使わせて頂きました。人数は全体で30名くらいでしょうか。今回の司会はエヌアイシー・ソフトの西尾様でした。

当日の詳細については、既にたくさんの写真と共に Togetter にまとまっていますので、こちらも是非ご確認下さい。

Instanauts_jp#6 みんなのInstana×DevOps ~システム移行と新たな可能性~ 実況まとめ

このブログでは、私の手元のメモなどから、その日の学びを記録しておきます。

 まず「10分でわかるInstana」というセッションが、SOP株式会社の田村様からありました。10分という短いでしたが、以下の2点に要点を絞って、その魅力がわかりやすく説明されました。

1. Instanaは導入がラク
2. 依存関係が一目でわかる

Instanaはインフラ設定の必要がほぼ不要(環境によってはもちろんある)で、アプリケーションの再起動も不要で、アプリケーションとして設定せずメトリクスが取得出来る点が紹介されました。さらに、依存関係という意味では、システム開発時も運用時もおかしい構成が判断しやすく、影響範囲も絞りやすく、システム構成図も作りやすく、さらにはメンバー教育という観点でもよいと説明され、あっという間の10分でした。

その後、GMOあおぞらネット銀行の園田様から「Instana北米→東京リージョン移行事例」がお話されました。こちらは、ブログのエントリを分けてご紹介致します

 そして、この日の注目セッションでもあった「 Instana×DevOps対談」が、4名のスペシャリストで行われました。VITAの加藤様のテンポよい仕切りと共に、DevOps専門家のIBM黒川さん、Instana専門家のIBM古川さん(私のCSMチームですね)、そしてこの領域に非常に詳しい日鉄ソリューションズの原様で対談が進みました。

まずIBM黒川さんから、DevOpsの普及度がIDCの調査の結果実は60%もある、という衝撃の事実が公開されました。既にDevOpsには15年の歴史があり、十分に浸透しているのですね。
そんな中 DORA として知られる、DevOpsのパフォーマンスを測る4つのキーワードを、原様より紹介して頂きました。「デプロイ頻度」「変更リードタイム」「変更時の障害率」「デプロイ失敗時の復旧までの時間」ですので、覚えておきます。
さて、実際にはクラウドサービスなどは毎日何度もデプロイされている中、従来型エンタープライズ組織を考えると、頻度より月に1回品質の高いものを、などとという話もあります。DORAの中では、開発スループットとサービス安定性は両立できるという結果になっているようです。原様より「質とスピード」というセッションの紹介も頂いたので、このキーワードで検索してみるのもよさそうです。
DORAの中では、Capabilities, Performance, Outcomes という関係が語られていますが、そこらへんが強引にIBM製品にマッピングされる会話も続く中・・・
このセッションで最も語られたかったと思われる、「Instana CI/CDパイプラインフィードバック」の機能について、原様に熱く語って頂きました。

この「Instana CI/CD パイプラインフィードバック」は非常に簡単に使うことが出来る機能で、アプリケーションをリリースする時に、Instanaにリリースマークを送るようにすると、そのタイミングのマーカーがInstanaダッシュボードで確認出来るようになります。これによって、運用チームは、いつアプリがリリースされたかもわかるし、その前後でのシステムの状況に比較もわかるようになります。アプリもそうですが、Terraformなどでも使えるということで、幅広く見える化が進みそうです。会場にいた人誰もがこの機能の効果に納得し、コミュニティ全体としてこの機能の活用を高め、日本のシステム現場を幸せにしていこう、という空気になりました。

私の部門でも、早速その後情報交換が進み、皆さんここらへんを確認し始めています。 

パイプラインのフィードバック - IBM Documentation

パイプラインのフィードバックの統合 - IBM Documentation

Instana Pipeline Feedback Concourse Resource

Instana Pipeline Feedback CircleCI Orb

さらに、YouTubeの動画なども見つかりました。

さて、デプロイが増えるということは、障害は増えていきますが、そこで「エレガントパズル」という書籍も紹介して頂きました。

障害の復旧観点でInstanaに何か機能がないか、ということでIBM CSMの古川さんから、Intelligent Remediation機能を紹介してもらいました。分析して最適な推奨アクションを提示するこの機能ならDORAメトリクスの障害復旧までの時間短縮に貢献出来るのでは、という話になりました。

セッションの最後には、InstanaがDORAメトリクスへより貢献出来るよう、機能改善要望である Aha! の紹介がされました。もしご興味がある方は、是非こちらを確認して、1票投票されてみて下さい。ユーザーからの投票やコメントが、将来的に製品の機能に繋がる仕組みの1つですね。
Add an integration with a source code management/testing tools such as GitHub/GitLab/Jenkins to measure Four Key Metrics(DORA Metrics)

 さて、ユーザー会も大変盛り上がり、最後はTechXchange Las VegasでInstanaの事例紹介をされるAiritech山崎様より意気込みを語って頂きました。その後は懇親会へ。楽しい夜となりました。


2024年8月20日火曜日

Liberty Dojo 第5回 Liberty体験ハンズオン@IBM箱崎事業所が開催されました

2024年度版のLiberty Dojoは、これまでオンラインで開催されてきました。これまでの開催は基本は座学でしたが、資料や動画も公開されており、後から勉強するにも適していて、私も実は夏の連休中こっそりと視聴しながら、知識のアップデートを行っていました。

そして、そのシリーズ第5回として、今日はIBM箱崎事業所で、ハンズオンが実施されました。会議室が埋まるほどの方にご参加頂きまして、有意義な時間になったと思います。
(以下のリンクから、過去の動画なども含めてアクセス可能です)

Liberty Dojo 第5回 Liberty体験ハンズオン@IBM箱崎事業所

さて、本日のハンズオンですが、基本は皆さんが持ち込んだPC(インターネット接続可能なことが条件)を使い、以下のハンズオン資料に従って実施しました。

【ハンズオン】Visual Studio CodeとLiberty ToolsではじめるOpen Liberty開発 さいしょの一歩 #VisualStudioCode - Qiita

まずは、Visual Studio CodeとJDKをインストールし、そこからVS Codeのプラグインの導入、そして Mavenプロジェクトのファイルをダウンロードして、そこを編集する形で実施しました。

今回のハンズオンのポイントは
1. 作った Maven プロジェクトのファイルをベースに
2. server.xml を設定変更し、ランタイムの設定を行う
3. 同じファイルに、アプリそのものも入れる
4. それを実行するだけで、(Libertyをインストールもしていないのに) アプリが Liberty 上で動く
というのを体感できるところかと思います。旧来のWebSphere Application Serverを触ったことがある方にとっては、その軽量な動きに大きな驚きがあったかと思います。
ちなみに、ハンズオンでは、あちこちで JAVA_HOME が、、、という声が聞こえてきました。私も実はハマりまして、この記事を見て解決しました。(ハンズオン中、いろいろなことが発生し、検索しながら進めていくのは久しぶりで楽しかったです)

私のチームからも何人か参加し、Libertyを体感した今年の新入社員も、よくわかるハンズオンだったと満足していて、Javaのコードの中身も理解したいです、と燃えていました。

セッション講師は、メインでお話頂いたTechSalesチームのメンバーに加え、CSMからも担当させて頂きました。

Libertyについては、モダナイズとして最近お話を聞く機会も増えており、技術者としては理解しておくとよいかと思います。Liberty Dojoの公開動画と、今回のハンズオンは今からでも個人学習できるので是非チャレンジしてみて下さい。

(講師をしてくれたAutomationチームのCSMメンバー↓)


2024年8月10日土曜日

夏の課題図書

今日から楽しい3連休ですが、ありがたいことに、課題図書を頂きました。今回のエントリは、自分のメモ目的を含みます。

THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

この手の本、特に翻訳物は結構読むのが苦手なのですが、そんな時はYouTubeでのまとめ解説を見たり、サマリー記事を読んだりすることで、理解を深めてから読んだりしています。
今回の場合は翻訳物なので、まずは原著タイトル「THE CULTURE CODE」でYouTubeを検索します。著者自らの短時間解説や、TEDなどがあるとよいですが、今回は1時間近くの講演くらいしか見当たらなかったので、まずはこちらを見ました。何本か似たようなものを見たのですが、英語というのもありますが、どれもなかなかわかりにくい。

 

あわせて、日本語のものを探したら、NAKATA UNIVERSITYさんの動画が2つ見つかりましたが、これが大変わかりやすくて、ありがたい限りです。

 

  

その後で、こちらのまとめ記事を読むと大変わかりやすいです。

【最強チームを作る方法】安心な環境が能力を発揮させる!要約まとめ

最初に、「安全な環境」についてが取り上げていますが、妨害者と中和行動については、組織のいろんなメンバーを見てきた中で、いろいろと考えられます。中和行動がキーになるなら、もっとその技術を学びたいと感じました。

「弱さの開示」については、自分自身はわりとやりやすいことであるが、やはり苦手な人もいるのかな、と思いながら視聴しました。

その他、物理的距離の話や、個人の尊重など、いろいろと考えさせられるし、刺激にもなります。普段、知り合いの動画以外に、なかなか「いいね」はしない私ですが、 折角なので今回視聴した動画に「いいね」というアクションをやってみました。

本も買ったので、これからじっくり読んで、理解を深めようと思いますが、どうやればよいのかな、という疑問はまだ解消していないので、それを考えながら読み進めて行こうかと思います。

皆様もよい夏休みをお過ごし下さい。

2024年7月22日月曜日

天気予報を、Slackに定期的に投稿するデモ動画紹介(IBM App Connect利用)

私たちCSMの部門では、製品を活用した小さな動画を作成しては、IBM Customer Success Japanの動画サイトに投稿しています。

今日はその中から、私のチームメンバーが投稿していた「8分で作成するAppConnectによるサービス連携」という動画を紹介させて下さい。

 

こちらの動画では、App Connect Designerと呼ばれるツールを使い、天気予報を取得し、それをSlackに投稿するというシナリオになっています。どこかのAPIから入力を受け、それをどこかに出力する、というよくあるフローを、わかりやすく天気予報とSlackの例で実現していますが、何らかのデータを定期的にチェックして、通知したりするケースはよくあるかと思います。想像を膨らませるといろいろな例があるのでは、と思いました。

この動画は8分の内容で、1.5倍速再生でも十分に理解出来るかなと思います。
大きくは以下の内容が紹介されています。

1. イベントで動くフローの作成
2. スケジューラーとしてのイベントの選択と定義
3. HTTP呼び出しを使った REST APIコールの定義
4. テスト打ちを行い、レスポンスを取得
5. JSON結果に対して JSON パーサーを適用
6. Slack Webhook を使ってHTTPメッセージ送信
7. メッセージへの値の埋め込み
このフローを試しに実行してみると、Slackに天気予報が投稿されていました。

システム統合というと、もう少し大規模なものを想像することもありますが、手軽にこのようなフローも作れるので、API化が進んで来るとより可能性も出て来そうです。

よろしければ是非動画を視聴してみて下さい。

2024年6月3日月曜日

Instanaの事例を公開して頂きました

私のチームの Automation CSMで活動しているメンバーの事例が、ビジネス+ITさんで公開されたので、ご紹介させて下さい。

セブン&アイ・ネットメディアが「システム障害の原因究明」を迅速化できたワケ
URL: https://www.sbbit.jp/article/sp/137568
*ビジネス+IT購読には会員登録(無料)が必要となります。

記事の中では、Instanaの特徴やメリットに加え、何故 APM の採用に至ったか、Instanaのどこかがよかったかのインタビューが紹介されています。

続けて、CSMの活動についてや、今後への期待などが記載されていました。
今回はCSMメンバーの写真は出ていないのですが、フルネームで記載して頂けてとてもよかったです。いつもは Instanauts_jpでの運営をしたり、また "Try Instana!動画"で Instana愛を爆発させている F女史です。

私たちにとってもInstanaを活用して下さっているとても大事なお客様で、私も何回かご挨拶させて頂きましたし、3月に Practice Leaderが来日したときにも、真っ先にお話の機会を頂き、グローバルでの最新状況などご説明させて頂きました。

このインタビューにもある通り、CSMメンバーと引き続き協業させて頂き、より幅広く Instana を使って頂ければと思いますし、CSM一丸となってInstana関連の活動を、ますます活性化していきたいです。

2024年5月16日木曜日

Liberty Dojo を開催します

今年から久しぶりにWebSphere/Liberty関連も私の担当エリアになったのですが、一歩踏み入れてみると、Liberty化やモダナイゼーションという言葉をよく聞くようになりました。コンテナ化の流れもありますが、少しずつエンタープライズの世界においても、昔のアーキテクチャに対する課題に対して、モダナイズしていくフェーズなのかな、と感じています。

こちらのブログでご案内が出来なかったのですが、本日は「WebSphere Liberty最新情報」セミナーが行われており、早速その資料が公開されていました
概要資料は15枚のスライド(実質10枚)で、ゆっくり眺めればその概要が理解出来ますし、最新情報資料は47枚のボリュームで、技術者もターゲットにしつつ、現行の課題と、何故Libertyに向かうのか、モダナイズとは、その他最新のトレンドがわかりやすくまとまっています。
誰でも資料のダウンロードは出来ますが、よかったら折角なので、コミュニティのメンバーになってみて下さい。

 さて、 Libertyをもう少し学びたい方向けにご案内です。日本IBMでは技術への興味があるメンバー中心に、IBM TechXchange Dojoというプラットフォームを運営しています。特に私たちカスタマーサクセスのメンバー中心にやっています。
現在、5-6月にかけては、ちょっとセッション数を増やしているのですが、その中で全4回の「Liberty Dojo 2024シリーズ」を開催しようとしており、その第1回目が6/4 17:30-18:30に行われます。これからLibertyを勉強しようかな、という方や、Webアプリケーションサーバーを、そろそろ軽量化、コンテナ化したいな、という方は、気軽に参加出来るオンラインセミナーとして使って頂ければ幸いです。

Liberty Dojo 2024シリーズの実施予定

タイトル 日程
Liberty Dojo第1回 いまからでも遅くない!LibertyでエンタープライズJavaのモダナイズ 6/4(火) 17:00~18:00
Liberty Dojo第2回 Libertyの基本的な構成方法 6/18(火) 17:00~18:00
Liberty Dojo第3回 Liberty 開発ツール入門 7/2(火) 17:00~18:00
Liberty Dojo第4回 OpenShift上でのLibertyのデプロイ 7/16(火) 17:00~18:00

2024年4月10日水曜日

JGSの同窓会に参加

IBMでは、"IBM Community Japan"としてメンバーの皆様の交流を積極的に行っています。今は、ナレッジモール研究として活動が行われていますが、少し前まではJGS(日本GUIDE/SHARE)という名前で活動を実施していました。毎年9月から活動を開始して、共通のテーマについて有志で研究を行い、翌年の9月に論文を提出し、最後に発表を行います。
当時私が所属していた ISE もこの活動に熱心で、私もよくアドバイザーとして活動に参加していました。思い返すと、10回ほどの経験があります。

先日、その中の1つである、2016-2017年の研究メンバーの同窓会がありました。活動が終了してから既に7年が経ちますが、未だにメンバーが集まるはわりと珍しいことで、ありがたい限りです。

このメンバーでは当時「次世代ワークスタイルにおけるIT活用」というテーマで研究をしていました。メンバーは当時10名で、IBMビジネスパートナー様からユーザー企業様まで、様々な業種、ロール、世代の方での活動でした。

研究では、最終的には「勤務状況可視化によるテレワーク推進」というタイトルで論文にして、テレワークの阻害要因などを考えながら、可視化の方法を検証して、その効果を確認してみる試みでした。可視化のために、当時の技術で様々な方法を参加者全員で試したことがなかなか楽しく、IOTなどで取得して、ダッシュボードで可視化してみるなどで盛り上がりました。その時に使ったツールの1つ、ManicTimeというのもアツいツールで思い出になりました。

このような研究活動の楽しみの1つは、研究合宿をやることです。このメンバーでも、思い出深いところに行きました。月に一度会っていた程度のメンバーでしたが、論文執筆に向けて一気に結束が強まりました。(初日の夜は、みんなで美味しい料理とお酒で、死ぬほど笑いました)

論文を執筆し、発表を終えた後も、時々思い出したように同窓会をやったり、コロナ禍にはオンライン飲み会も実施するほど仲の良いチームでした。今回久しぶりに会いましたが、何年たっても皆さん変わらず活躍されていて嬉しい限りです。

丁度関西のメンバーが東京出張ということもあり、今回企画がされました。メールでやり取りしつつ、当時作ったSlack Channelもまだ生きていて活用されています。
皆さんの仕事の近況を話つつ、 当時の研究の楽しかった思い出や、研究合宿のこと、今の時代に当てはめての感想や、皆さんの今のテレワーク事情などを話して、時間があっという間に過ぎました。

私は今、カスタマーサクセス組織にいますが、CSMからもナレッジモール研究のアドバイザーを何人かがしています。私もまた機会があれば、このような刺激ある場に戻ってこれればと思います。

 参加の皆さんの許可を頂いた写真が以下です。楽しいひと時でした!


 

2024年4月6日土曜日

新人たちが入ってきました

4月に入り、どこの組織でもそうでしょうが、私たちCSMにも新人さんが来ました。新卒メンバーもそうですが、キャリア採用のメンバーや、国外IBMからのメンバーが加入したこともあり、賑やかになりました。

新入りの皆さんには、数週間~数カ月の全社共通研修、そしてCSM Onboarding研修(Global共通)を受けてもらうことになっていますが、まずは今週早速の顔合わせと歓迎会を実施しました。

最初に、CSMのリーダーやアドバイザーとの顔合わせとして互いに自己紹介をし合ったり、昨年入社の先輩たちからエールを送ったり、そしてIBMやCSMの歴史や戦略、活動などについての概要を学びました。100年も前から、一体IBMはどういうビジネスをしてきていたのか、というのは興味深いところです。

ここ数年はハイブリッド・クラウド、AIをビジネスの主軸にしていていますが、私たちCSMは、OpenShiftやCloud PakのDeployment推進をしていることがあり、こういう場では、例えば以下の記事に出てくる青・赤帯の絵を使って説明することが多かったです。

第1回 『コンテナ共創しませんか?』 | IBM ソリューション ブログ
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/container-cocreation-center-01/ 

最近では、watsonxの登場から、データレイヤーを意識して少しアップデートを行った、以下のような図を使うことが多いです。(本当はインフラレイヤーも書かれるべきですが)

日本IBMが「IBM watsonx」をベースにした新たなAI戦略を明らかに ~「ビジネスのためのAI」を追求するAIとデータの新プラットフォームとは
https://www.imagazine.co.jp/ibm-ai-strategy-and-watsonx/ 

今回もこうしたスライドを使いながら、様々な会話をしました。
嬉しかったのは、新メンバーの方々から

  • オープン戦略とは何か
  • CSM と 世間一般でよく使う TAM という言葉は何が違うのか
  • 赤帯やデータレイヤーの帯が長いのは意味があるか

など、早速多くの質問を頂いたことで、よいディスカッションのきっかけともなりました。こういう場での質問は、本人の性格や、会議の雰囲気、会社の文化などもあるでしょうが、初回顔合わせで踏み込んだ質問がされたことは、よかったです。

夕方は、Automation CSMチームの部門会議を行いましたが、メンバーの多くが虎ノ門の新オフィスに集まったこともあり、いつになく議論や質疑応答が活性化しました。普段はリモートでやっていますが、部門会議を会議室でやることで、普段以上の発言が同時に発生したり、皆さんの満足気な表情を確認出来ることがよかったです。
あわせて新オフィスでは、会議室用のデバイスも充実していて、遠隔地で来れないメンバーとも、臨場感のあるミーティングが出来ました。(昔からテレコン文化のある弊社ですが、10年くらい前から欲しかった)

夜は、皆さんで歓迎会を実施して、親睦を深めました。リモート環境ではなかなか話し合えないですが、実は地元が同じであったり、趣味が同じであったりと、メンバーの中での共通点があることが明らかになり、また現在それぞれが思っていた課題なども残談の中で明らかになってきて、実によい機会だったと思います。

新しいメンバーの皆さんには、製品や技術などキャッチアップして頂くことも多いですが、ユーザーコミュニティやオフラインイベントに積極的に参加してもらい、1日も早い活躍を期待しています。古くからいる先輩たちにも、よい刺激となって欲しいし、私もまた頑張らなければと思う次第でした。

2024年3月30日土曜日

Practice Leaderたちの来日をホストする

前回のイベント報告エントリにも少し記載しましたが、丁度先週グローバルからCSMのPractice Leaderと呼ばれるメンバーが来日していました。まだ歴史の浅いCSM、特に私が担当するAutomation製品チームにとっては初めてのことで、とても刺激的な1週間でしたし、私もメンバーも、これまで以上にグローバル・カンパニーで活動していることを認識出来ました。

この話はもともと2023年秋ごろに、彼らのほうから、世界各国のCSMの教育ツアーの中でAPAC地域に行く予定があるが、日本も興味があるか、と問い合わせを受けたところから始まりました。もちろん私としては是非実現させたかったため、彼らと具体的な相談を開始し、結果的にこの3月日本単独での実施する、という内容で合意しました。Slackでのメッセージのやりとりが中心ですが、2回ほどWeb会議で会話しました。いつものことですが、東海岸とのリアルタイム会議は時間設定が大変ですね。
さて、このブログエントリでは、今回の経験についてを記載します。

CSM Practice Leaderとは

私たちCSMは、Data&AIやAutomationなど、いくつかのカテゴリに分かれた上で、専門分野を持って活動しています。CSM Practice Leaderは、それぞれの領域に存在して、私たちCSMが活動する上でのPlaybookを執筆し、私たちCSMへの教育を担当し、毎週セッションを開催し、困りごとがあった場合の相談先になってくれたり、と専門性の観点から世界中のCSM全員に対するリーダーとして行動します。彼らは製品開発部門とも近く、社内の専門家とのリレーションが強いのも強みです。
私も、困った時は真っ先に相談していますし、逆に彼らのほうから、新しいニュースのアップデートを入れてくれたり、「この案件は大丈夫か」と声をかけてくれたりもします。

今回は、以下の3名のリーダーが来日しました。

  • App Modernization (RuntimeやIntegration)を担当するVishy氏
  • IT Automation (APM, ARM, AIOps)を担当するHollis氏
  • Business Automation (Workflow, RPA, Process Miningなど)やwatsonxを担当するDi氏

CSM Enablementセッションの開催

今回の大きな目標の1つは、CSM向けの研修を実施することでした。普段はリモートで業務をすることが多い私たちですが、この日は一か所に集まって、1日詰め込んで彼らが持ち込むセッションを受講したり、 ディスカッションを行いました。
例えば、以下についてがトピックです。

  • 生成AIと連携した事例/ユースケースについて
  • 製品ロードマップや、トレンドについて
  • CSMが遭遇する、各種ケースにおける対応方法(Playbook)
  • モダナイゼーション、コンテナ化について

そして、多くのディスカッションをしました。例えば、メンバーのスキルアップをどのように実施していくか、などについて。
これまで、文字ベースであったり、Web会議、動画などで聞くような機会がありましたが、直接のコミュニケーションだと説得力も増すし、困難なアクションなども感情共有がしやすく、グローバルチームとの結束が高まりました。
日本チームは、言語的な事情でどうしても存在感が薄くなりがちですが、私たちをよく理解してもらえたこともよかったです。

イベントへの参加

今回たまたまではありますが、関連するユーザーイベントがこの週にあったため、彼らを連れて行きました。

このwatsonxのイベントでは、Di氏がwatsonx Orchestrateに関してプレゼンをしました。
私としては本当はHollis氏を、Instanaのユーザーコミュニティにお連れしたかったのですが、この週に開催がなかったのが残念でした。次回こそ実現したいです。

また、イベント以外にも、個別にお客様を訪問させて頂いたり、パートナー様とディスカッションをさせて頂く時間を頂きました。現在のステージを、新しい技術を使ってどのように高めていくのかや、現在の課題などに関する会話へお付き合い頂きました。

英語について

このようなイベントを実施すると、やはり気になるのは、英語についてです。私自身は、資格で言えば英検1級持ちですが、それでもWeb会議しているときから、やや不安はありました。月曜最初は、私の適応力は不完全なところがありましたが、1週間お付き合いすることで、彼らの発音(癖があり、かなり早口)や会話スタイルにも慣れ、また話す内容に関する知識も充実してきたので、通訳するのもあまり不安はなくなりました。
チームのメンバーも、最初は不安があったと思いますが、懇親会などで交流することで、案外何か言ってみればブロークンでも通じることがわかったようで、名前や顔も覚えてもらい、今後の仕事がやりやすくなったと思います。外国人との英語での密なコミュニケーションが人生初めてのメンバーもいたと思うので、国際経験としてもよいものになれば、と思います。

祝日を丁度含んでいたので、ちょっとした観光案内もすることが出来ました(私はペーパー通訳案内士)。来日されたリーダーの1人はベジタリアンだったので、私も珍しく、修学旅行以来の精進料理を経験することが出来ました。

 


準備について

今回は3名が別々に行動する日も多いため、全員のスケジューリングを別々に作成しました。お会いする方とのお約束、同行者、通訳、アジェンダを決めて、移動時間などを考慮の上、タイムテーブルを作っていき、空いた時間に社内のディスカッションなどをいれ、欲張り気味にスケジュールを作りました。また、食事や懇親会についても、3人が満足できるように計画したり、オフィスへの入館申請、当日朝の待ち合わせ、などなど、そして、私たちCSM全員を1名1名彼らに覚えてもらうための仕掛けを考えたり、と、大変ではあったのですが、楽しい時間でした。

刺激的な1週間でしたが、ここで学んだことや、繋がったことを活かしてこれから活動していくことこそが大事なので、ここで減速することなくやっていかねばと思っています。

次回は彼らの期待値ももっと高まるはずで、それを上回るセッティングを含む、機会を作っていかなければなりません。でもきっと楽しくやれそうです。

2024年3月23日土曜日

IBM Integration / WebSphere コミュニティMeet-upに参加してきました。

先日のエントリでは、「IBM Integration / WebSphere コミュニティMeet-up」のご案内をしましたが、私もCSMメンバーを何名か連れて参加してきました。

IBM Communityのブログでは、その開催報告が早速投稿されており、全体的な報告としては、そちらを見て頂くとよいと思いますが、私も個人的な視点で書いてみます。

【2024年3月21日】IBM Integration / WebSphere コミュニティMeet-up 開催報告 

イベントの最初は、関連部門の紹介から入りました。IBMの中にいると、TechSales, CSM, Client Engineering, ISEなどの言葉はもちろんよく聞きますが、このように各部門から一言ご紹介出来たことはとてもよかったと思います。特にCSMやClient Engineeringは、組織としての歴史も浅いし、新しいロールのため、皆様によりご理解して頂くためのよい機会でした。
各チームの紹介は5分であったため、私もすごい早口になってしまいましたが、CSMがポストセールスの技術職でありつつも、サービスやサポートではなく、お客様の製品利用の価値を高めビジネスに活用し、技術的にもより高いステージへ向かうお手伝いをしていくロールであることをご紹介させて頂き、そしてグローバルプラクティスに基づいて活動していることを紹介させて頂きました。丁度、USから、WebSphere/Integration分野における、CSMのPractice Leader(私たちCSMに対して、専門分野の観点で活動ガイドを作成したりスキルリードをする)であるVishy氏が来ていたのを紹介することが出来てよかったです。

私の古巣であるISEも、組織紹介の枠をもらっていたことも嬉しいことですが、その中で、ISEが過去に大量に作成したIntegration系製品の資料を紹介していたことは、この領域での技術力を高めていきたい方には良い情報だったと思います。実は私も今年からIntegration系製品を担当するにあたり、急いで製品学習しておきたかったため、ここの資料をダウンロードしてKindleに入れて通勤時間に読んでいました。オリジナルのレポートブログにもありますが、以下の2つは要チェックですね。

Integration製品 日本語技術資料一覧
WAS Liberty 日本語技術情報一覧

IBM組織の紹介に続き、IBM Championプログラムの紹介、そして、パートナー様のご紹介があったのも、コミュニティとして成熟していくためにとてもよかったと思います。(Instanaコミュニティで活躍されてIBM Championになられた方々も多く、Integration / WebSphereコミュニティからも新しいヒーローが次々出るとよいですね)

組織紹介の後は、2つの班に分かれて、IBM Innovation Studioのツアーと、製品最新情報のご紹介が行われました。WebSphereの最新情報の中では、Libertyやモダナイズの話が行われましたが、この内容はまさに私たちCSMもお客様と次のステージに向けて会話をしているところであり、今回来日中のVishyも世界中でこのような動きがある、と語っていたことと重なりました。Integrationの最新情報の中では、MQ, ACE(App Connect), API Connect, Asperaなどについて紹介されましたが、ISEの専門家からMQクラスタについての詳細も解説されて、技術者にも楽しかったかと思います。
MQ, WAS といえば、Vishy氏が今回の来日の中で、これらの製品は今も主力として使われているし、MQに関していえば Event Stream など新しい形の Integrationがある中で、適材適所という形で残り続けるものである、とも言っていました。

その後の「共創ワークショップ」は6チームに分かれて、デザイン思考のスタイルで、主に Client Engineering組織のメンバーが引っ張る形で、皆さん初対面の中で上手くディスカッションをされていました。私はVishy氏を連れて、6つのチームを回っていたのですが、出てくる課題は世界中で出てくるものと同じであり、ワークショップのやり方もまさに同じである、と言っておりました。時々、「ドキュメントが残されていない」という課題に対して、「Observability(可観測性)製品を入れてみるというのはどうかな」と言うなど、面白いことも言っていました。

冒頭のCSM組織紹介の中で、Vishyを紹介した時に、製品フィードバックやご意見などがあれば、是非このイベントの中で声をかけて下さいと申し上げたのですが、セミナー後には、IBM Championの加藤様がVishyに話しかけて下さり、共通の話題であるRaleighのことなどをアイスブレークとして、いろいろと会話をされていたのを、私もとても嬉しく拝見いたしました。
なかなかグローバルタレントをユーザーコミュニティに連れて行くにはタイミングが合わないのですが、私たちCSMが経由してお伝えすることも出来るので、今後も機会があれば是非交流させて頂ければと思います。

全体の集合写真は、コミュニティのブログでも紹介されています。
私たちCSMも当日の参加メンバーで撮影して頂きました。楽しい1日でした。

2024年3月12日火曜日

3/21 IBM Integration&WebSphere コミュニティ Meetupのお知らせ

イベントのお知らせエントリになります。

3/21(木)の13:30-18:00に、日本アイ・ビー・エム虎ノ門本社で、IBM IntegrationおよびWebSphere製品に関するテクニカルコミュニティの meetup を開催いたします。

IBM Integration&WebSphere コミュニティ Meetup, sponsored by IBM TechXchange 

内容ですが、IBM虎ノ門オフィスのInnovation Studioツアーであったり、共創ワークショップであったり、新しい体験をして頂けるようになっており、またあわせて製品の最新情報のご紹介も行います。

私が所属するCSMからも何名か参加予定で、各組織紹介のところでは、私からCSMのご紹介をさせて頂く予定です。
CSMはグローバル組織であり、実は当日は私たちCSMの日々の活動を定義するPlaybookを準備したり、また技術の教育や推進、戦略を考えている Practice Leader がちょうど来日中ですので、一緒に参加してもらい、日本のコミュニティを体感してもらおうと思っています。

日本のユーザーからのフィードバックなども、是非聞きたいと思っておりますので、もし当日会場で外国人を連れている私を見かけたら、是非お声がけ下さい。通訳というほどではないですが、コミュニケーションのお手伝いもさせて頂きます。



2024年3月7日木曜日

Instanaユーザー会に参加してきました

 APM(Application Performance Management)製品である、IBM Instana Observability のユーザーコミュニティである "Instana Observability User Group(Instanauts_jp)"ですが、毎月のオンライン開催に加え、3カ月に1回のオンサイト開催があり、本日私も参加してきました。

Instanauts_jp#4 みんなのInstana 全社展開とAI Observablity

会場は新宿にある Airitech 様のオフィスで、30名近くが集まって、製品事例や機能を学び、相互交流を行う素晴らしいイベントでした。司会は私のチームのCSM河野さんでした。

臨場感のあるレポートは、X(Twitter)がよいと思いますし、詳細を学ぶには、今後投稿されるであろうスライドや関連Qiita記事を見るのがよいと思いますが、私が気になったところや、是非共有したいところを抜粋します。

最初は、スポンサータイムということで、Airitech様からのお話がありました。
まずはなんといっても、この Instanaをテーマにした漫画が公開された件です。直感的でわかりやすいですし、このようなタレントが社内にいらっしゃって素晴らしいです。

 それから、みんなでナレッジを公開して共有していこうというお話がありました。具体的には、IBM Communityの1つである「IBM TechXchange AIOps Group Japan」のフォーラムに投稿しようという話です。私自身は、長らく別製品(Lotus Notes/Domino)が、1990年代からグローバルレベルでフォーラムを使って情報蓄積してきた経緯を知っているので、大賛成ですし、是非単発で終わらず、みんなの力でこれを作り上げていければと思います。私のチームメンバーも回答などで貢献出来ればと思いました。

投稿例:
Instanaでシステム影響度(Impact)の高い処理を抽出する方法はあるでしょうか? 

それから、IBM TechXchange 2024 @ Las Vegas でのスピーカーを目指そう!という話も刺激があってよかったです。ランゲージバリアというのは大きく、どの製品コミュニティでもなかなか日本からのメッセージは伝わりにくいのですが、愛が強いところは、それでも一目おかれます。
丁度スピーカー公募も始まったことですし、まずは応募することが大事です。もしネタがあって公募を悩んでいる方、英語だからと躊躇されている方がいれば、是非私もお手伝いさせて頂くのでご連絡を頂ければと思います。

次は、GMOあおぞらネット銀行様から、「 Instanaを全社展開したらこうなった!」というタイトルでの講演。

全社展開において「リアルタイム」「障害対応」「共有」というキーワードで進めてこられてきた経験を共有頂きました。
devopsだけでなく、ここに biz も入ったトライアングルを目指されている点は興味深く、ネットバンクさんとして、エンドユーザーからのアクセス状況が可視化されてリアルタイムで把握できる点は、確かに、強力なのだろうと思いました。
全てのサービスをInstanaで可視化」「APMの民主化」など、パワーワードも飛び出し、共感度の高いセッションでした。QAも盛り上がりました。
まだまだ、Instanaを使い倒して頂けそうですが、こういう現場のニーズから、製品の価値が高まって行くのはとてもよいですし、それほど是非日本発として Vegas で発表したいですね。

続いて、IBM平岡さんから、「OpenLLMetryとInstanaで始める大規模言語モデル(LLM) & AIアプリケーションのAI Observability入門」という、技術難易度高めなセッションがありました。

生成AIとInstanaの関係という話から入りましたが、このセッションは、Instanaに関係する数あるロールの中から、「AIエンジニア」がInstanaを活用することで価値を高めることが出来る、というセッションでした。
OpenLLMetryという言葉が出てきて、馴染みのない方がほとんどだったでしょうが、LLMアプリケーションの監視に使える技術で、OpenTelemetryをベースにLLM出力とデバッグ機能を拡張したOSSだそうです。実際のデモでは、生成AIへの入力を行いながら、それをInstanaで可視化出来ることを示していて、わかりやすく説明されていました。Instanaの新しいユースケースの可能性と言えるのだと思います。

最後に、IBM Champion担当として、力強く、ご参加の皆さんへIBM Championをご紹介されましたが、強い製品コミュニティからIBM Championというのは次々生まれて行くものですので、是非多くの方に目指して頂きたいと思いますし、そのご支援をしていきたいと思います。

セッション最後は、CSM古川さんとJackyさんから、最新機能のご案内。
ステータスページや Self-Hosted の新しい形(K3s)、Turbonomicとの連携などが共有されました。
SaaSをお使いのお客様には影響はないですが、多様な環境をサポート出来るInstanaという意味で、私はK3s版についてが気になりましたし、ステータスページのような些細なものも、本日のような場で共有出来てよかったと思います。

終わった後は、ドリンクや軽食でネットワーキング。私も、予想もしない方から声をかけられて、かなり驚きましたが、よい出会いになりました。

次回のオンサイトは、6月になりそうですね。楽しみです。

2024年2月21日水曜日

部内での製品勉強会

私のチームではAutomation製品を担当していますが、昨年より皆さん領域が広がっており、新卒や中途採用のメンバーもいることから、毎週部門内で製品の勉強会をやっています。先週はApp Connect Enterprise (ACE)、そして今週はMQの勉強会をやりました。

私自身も、ACEやMQは概要は知っていますが、専門にしたことはなかったので、いろいろと楽しく疑問をぶつけながら勉強会をやっています。疑問をぶつけあう楽しさと、そこから深まる学びについても、メンバーに体感してもらいたいので、極力講師が話すだけにならないようにしています。

ACEの時間ではシステム連携の全体像における位置づけや、過去の経緯(MQSI、WMQI、WBIMB、WMB、IIBなどの経緯)、そしてプロトコルやデータフォーマットの差を吸収し、データ加工処理を行う基本や、最近の多様なアプリケーションへの対応などについてをみんなで再確認しました。また、iPaaSについても学びました。システムにはいろいろなプロトコルやデータフォーマットがあり、またプログラムでデータフォーマットを扱うためには、内部的にパーサーを使って解析して、それを変換して、、などをわいわい話しています。私自身も20年以上前にXMLの本を書いたことがあるので、XMLパーサーという言葉が少し懐かしかったです。

CSMチームではメンバーが自発的に動画を作っては公開していますが、iPaaSについては以下の動画が学びになります。

 

そして今週はMQについてを勉強しました。
まずはMQの概要や特徴についてを確認した上で、IBM Cloud上のMQサービスを使ってハンズオンを実施しました。Cloud上にキューマネージャーを作成し、手軽にcurlなどからREST APIに向かってメッセージの送受信を確認しました。

この手のハンズオンは、実際に動いて達成感があるのですが、案外本質を忘れてしまったりするので、自分たちが今手でやっていることが、実際のシステムだとどういう部分にあたるのかというのを考えながら実施しました。若い世代のメンバーにはREST APIは馴染みがあるでしょうが、実シーンでMQを使う場合は、なかなかRESTという選択肢にはならないのでは、ということなどをみんなでディスカッションしました。

この日の勉強会はこちらのセッションの講師の人が来てくれたのも心強く、盛り上がりました。

MQは以下のサイトも勉強になりそうだね、と会話しています。

IBM MQの基礎知識 - IBM Developer Learning Paths 日本語サイト 

よくわかる!IBM MQのことならMQ虎の巻|AOIchan@IBM

1つ目のサイトはMQのバッジも取れるようなので、私も暇な時にチャレンジしてみたいと思います。

2024年2月17日土曜日

ノーツコンソーシアム30周年記念のパーティに参加してきました

 先日、ノーツコンソーシアムの30周年記念パーティーが都内で行われました。私自身は長年IBMからのセッション提供として講演したり、ISEからの会員代表として参加して、関わってきました。その後も個人会員として続けていたのですが、こうしてこの記念のイベントに参加が出来てとても嬉しいです。

現在は業務として扱うこともなく、また業務用PCからNotesクライアントはアンインストールされてしまい、ユーザーとしても離れていますが、人生の半分はNotesと共にあったので未だに私の大事なパートナーでもあります。

Notes/Domino 14が今は最新と聞いていますが、私の知識はギリギリ12までです。昼間のセミナーは参加出来なかったので、具体的な進化は聞けませんでしたが、パーティーで何名かとお話するだけでも状況がわかってよかったです。

以下、感想です。

1. 成熟したコミュニティと製品愛

Notes/Domino 35周年というのも素晴らしい歴史ですが、コンソーシアム30周年というのも本当に素晴らしい話で、確かに私がNotesを始めたころには既に活動されていました。
私自身、今IBMのCSMとして、Instanaなどの新しいコミュニティを見ながら、そこを盛り上げたいと思っていますが、会員メンバーが30周年盛り上げ続け、東京だけでなく他の大都市でも個別の活動があり、多くの研究会活動やイベントの積み重ねで今があるのは、新しいコミュニティにとっての目標になると感じます。

さらに、参加者と交流していると、皆さんのNotes愛が美しく、「製品愛」という言葉をあちことで聞きますが、愛される製品として1つのモデルになると思いました。

2. CSMとして

今回、かなり久しぶりに顔を出したので、皆さんから今何をやっているか聞かれました。私は私で気になったのは、HCL社でも同様にCSMがあるのかどうか、とか、ライセンスの売り方は Perpetual なのか Subscription なのか、などです。本当は、Renewal に向けたどういう活動をしているのか、とか、Churn Riskに対して、どのように Retention 活動を進めるかなども聞いてみたいところでしたが、そこまではいかず。

3. 製品の進化について

製品のその後の進化について、少し会話をしました。触ったことがないですが、気になっていた Nomad Web のお話も聞けて、さらには Designer については、Domino 8.0以前の開発者の夢がかなったような話をきき、嬉しくなりました。
Dominoは古いと思われるところはありますが、昔からDominoのConferenceで開発チームの目指す方向性を聞くことで、業界の動向などへの理解も結構進んだので、またゆっくりDeep Diveなども聞いてみたいです。

4. 触れる環境について

今の自分にとって、既に触れる環境がなくなってしまった、というのも寂しい限りでしたが、それについても、いろいろと提案を頂き、選択肢があることを知りました。
Instana との連携など、簡単なので是非やってみたいと思いました。

5. 皆さん親切で嬉しい

 長年離れてはいましたが、皆さん変わらず話しかけて下さり、昔のこと、今のこと、未来のことなどのお話が出来てよかったです。
コミュニティを考えて行く上で、参加者のコミュニケーションというのは大事ですが、この日も、コミュニケーションがいかにも得意そうな方々が、イベントを盛り上げ、個々のメンバーに挨拶しながら会話をされていて、こういうイベント・コミュニティの運営にとって、大事なことだなと再認識しました。

最後に、記念品のポロシャツを頂きました!当日は久しぶりに、黄色のネクタイを使いましたが、あまりLotusグッズを持っていないので、こういうものは嬉しいです!



2024年2月15日木曜日

Instana Observability User Groupのご紹介

今日は、アプリケーション・パフォーマンス監視(APM)ツールのIBM Instana Observabilityについてです。監視、オブザーバビリティなどのキーワードにあわせて、APMという言葉が最近よく使われますが、このツールのユーザーコミュニティが、Connpass上で活動されています。

Instana Observability User Group(Instanauts_jp)

こちらは、Instanaユーザーが中心に活動するユーザーコミュニティです。
私はもともとLotus Notes/Dominoの技術者として、ノーツコンソーシアムなどの外部コミュニティを長年楽しんでいたので、Instanaでもこのようなコミュニティが軌道にのっていて嬉しい限りです。

例えばですが、この活動の第1回の様子を皆さんがX(Twitter)につぶやいたものがTogetterでまとめられていて、少し様子を見ることが出来ます。この時はIBM箱崎事業所で実施しましたが、その後様々な参加企業様のオフィスをお借りしてイベントをやっています。

Instanauts_jp #1 監視とオブザーバビリティのコミュニティはじめました! のツイートまとめ

ほぼ毎月のようにオンラインで最新情報のキャッチアップをしつつ、3カ月に1回はオンサイトで集まり、情報交換を行い、組織を超えてメンバー同士の交流の場となっています。更には、Lotus時代のコミュニティもそうだったのですが、IBM Champion輩出の場ともなっています。
さて、この集まりですが、次回は3/7(木)に新宿のAiritech様のオフィスで開催されます。

Instanauts_jp#4 みんなのInstana 全社展開とAI Observablity 

今回は、GMOあおぞらネット銀行様のInstana全社展開のお話を聞かせて頂けそうです。

こちらのイベントですが、Instanaを愛するIBMカスタマーサクセスのメンバーも、運営チームの一員としてお手伝いさせて頂いております。私も、可能ならイベントには毎回顔を出したいと思っています。

IBM SWの歴史の中でも、成功したユーザーコミュニティの代表といえば、Notes/Domino関連であり、そこから製品を愛する多くのIBM Championが生まれ、多くのセミナー、イベントなど長年の歴史がありました。その成功を間近で見てきた私も、そこで学んだ経験をベースに、このユーザーコミュニティに貢献していければと思います。

Instanaをもう少しよく知りたい人は、Instana リンク集を覗いてみて下さい。
レクチャーを見てみたい方は、例えば以前やったセミナーから、こちらをどうぞ。

2024年2月9日金曜日

Scaling Customer Successの紹介

 私たちのCustomer Success組織はグローバルチームでやっていますが、現在そのトップである Janine Sneed氏が外部向けに"Scaling Customer Success"というタイトルで、ニュースレターの発信をしています。

2022年4月14日に第一号を発行してから、本日現在はナンバーがついているものだけで13号、その他時々ナンバーなしがあります。2023年は3回ですが、今年は既に2回発行されていて、不定期ながらも発信継続の意思を感じます。基本はメルマガ購読者向けではありますが、個々の記事は購読者ではなくても読むことが出来ます。月に1回程度ですし、個々の記事は2-5分程度読めるので、IBMのCSMトップの発信に興味がある方は、購読してみるとよいと思います。

最新号の記事は「The Essential Skills of CS Leader」というタイトルで、CSリーダー陣に向けてのメッセージになっています。私も自分の成長のために気になるところです。

ざっと読むと、重要なスキルが4つ列挙されて、こんなことが書かれています。

1.    Human Centric Leadership

Soft Skill 改め、Human Centric Leadership という言葉を使っています。実際のスキルを考えてみると "Soft" という言葉が適切ではなく、CSアクティビティというものの中心には「個々の人間」がいるという考え方です。

それは、お客様やパートナー様に対して、ビジネスや技術の課題に関してを傾聴し、ソリューションを見つけていくこと。新たな可能性を提唱していくこと。お客様に誠実に向かうこと。現状維持の流れがある中で、新しい技術へ挑戦していくこと。

従業員に対して、彼らが信じるに値する強い視点を持ったリーダーとして、フォロワーシップを植え付けること。リーダーは、情熱的で、心理的安全性を植え付け、彼らが最高の仕事をする環境を用意し、彼らの意欲を掻き立て、コーチングとフィードバックを常に提供すること。

(原文ではchallengeという単語が2回使われていて印象的です)

ここでは最後に、The Power of Moments: Why Certain Experiences Have Extraordinary Impact という本を推奨していますね。The Power of Moments というのは、そのフレーズだけでも興味深いです。日本では「瞬間のちから」というタイトルで翻訳されているようです。

こちらの動画(英語)でその内容が軽く理解出来ます。Short Memorable Experienceが大事なんですね。


2.    Technical Skills

 CSリーダーはテクニカルであるべきだ、から始まっています。その程度/深さというよりは、技術に関する広範囲で実践的な経験が大事であり、製品開発、デモや検証、教育、セリングや技術利用についてテクニカルであるべきである。これは、「信頼性」「お客様やチームの経験を自ら経験するということ」「関連する疑問と問題解決に関する戦略を持つということ」という視点で、リーダーにとって重要だと言われています。

Janineが過去に経験した最高のCSリーダーは、製品管理、テクニカルセールス、デリバリー、コンサルティングやサポートの経験があったとのことです。つまり博識(Polymath)であるということ。こういう人は、幅広い知識があり、過去の教訓などをまとめあげ、魔法のように何かが作れるのでは、と期待されています。過去の経験をもとに、上手く行くことを繰り返し、上手くいかないことをやらない。

CS Leaders need to be integrating Gen AI into the way their CSMs work.という過去のブログエントリとも関連するとのことです(後で読みましょう)

 3.    Operational Skills

上記の2つのスキルは重要ですが、実行して結果を出さなければ意味がありません。

CSリーダーは、定められたやり方を上手く実施出来るようにし、CSM個々人へトラッキング出来るようなメトリクスを持ち、スピードと規模においてメンタルモデルが適用出来るようにするなど、CS実行力に優れている必要がある。

 4.    Excellence

これらをまとめあげるものは、Excellence - 卓越しているということ。自身とチームに高い水準を設け、チームには権限と説明責任を課す。Excellenceとは、自身でどう準備して立ち向かい、困難の乗り切るのか。誰も見ていなくても、やりたくない時も、毎日やり続けなければならない。

最後に、今回のトピックに関連した書籍が大量にリンクされています。Janineは勉強家ですね。

2024年2月4日日曜日

ブログ開設

日本IBMカスタマーサクセス(CSM)の村上です。このたび、個人でブログを始めてみることにしました。

今の部門に来るまでは、ISEという技術系組織で、Notes/Domino関連の仕事を主にやっていました。当時のNotes/Dominoは世界的にコラボレーションに関する積極性が高くて、2004-5年のブログブームにおいて開設する方がとても多く、私も同様にブログを書いていましたが、ブログ名に製品名も入っているし、CSMという視点とは違うかなと思い、新しいブログを作ってみました。

プライベートでも自分のメモの延長として気楽にブログを書くのが好きで、気が付くとこのブログで、7つ目になります(そのうち2つは続かなかったけど)。 

過去に書いていたブログ:http://domblogjp.blogspot.com/
初回エントリは2005年に書いていたようです。懐かしいです。

現在ですがCSMというポストセールス技術組織の中でAutomation関連の製品を担当しています。例えばアプリケーションの実行環境や、システム連携、運用高度化などに使われるソフトウェア製品や技術を、メンバーと研究しつつ、製品を利用頂いているお客様の利活用ステージが高まるよう、日々活動しています。私自身は現在マネージャーですが、技術や製品への興味が失われることのないよう、国内外の動向に着目し、このブログなどにメモしながら、前進していきたいと思っています。非公式にはなりますが、私たちの小さな活動も、少しずつこのブログの中でご紹介していければと思います。