4月に入り、どこの組織でもそうでしょうが、私たちCSMにも新人さんが来ました。新卒メンバーもそうですが、キャリア採用のメンバーや、国外IBMからのメンバーが加入したこともあり、賑やかになりました。
新入りの皆さんには、数週間~数カ月の全社共通研修、そしてCSM Onboarding研修(Global共通)を受けてもらうことになっていますが、まずは今週早速の顔合わせと歓迎会を実施しました。
最初に、CSMのリーダーやアドバイザーとの顔合わせとして互いに自己紹介をし合ったり、昨年入社の先輩たちからエールを送ったり、そしてIBMやCSMの歴史や戦略、活動などについての概要を学びました。100年も前から、一体IBMはどういうビジネスをしてきていたのか、というのは興味深いところです。
ここ数年はハイブリッド・クラウド、AIをビジネスの主軸にしていていますが、私たちCSMは、OpenShiftやCloud PakのDeployment推進をしていることがあり、こういう場では、例えば以下の記事に出てくる青・赤帯の絵を使って説明することが多かったです。
第1回 『コンテナ共創しませんか?』 | IBM ソリューション ブログ
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/container-cocreation-center-01/
最近では、watsonxの登場から、データレイヤーを意識して少しアップデートを行った、以下のような図を使うことが多いです。(本当はインフラレイヤーも書かれるべきですが)
日本IBMが「IBM watsonx」をベースにした新たなAI戦略を明らかに ~「ビジネスのためのAI」を追求するAIとデータの新プラットフォームとは
https://www.imagazine.co.jp/ibm-ai-strategy-and-watsonx/
今回もこうしたスライドを使いながら、様々な会話をしました。
嬉しかったのは、新メンバーの方々から
- オープン戦略とは何か
- CSM と 世間一般でよく使う TAM という言葉は何が違うのか
- 赤帯やデータレイヤーの帯が長いのは意味があるか
など、早速多くの質問を頂いたことで、よいディスカッションのきっかけともなりました。こういう場での質問は、本人の性格や、会議の雰囲気、会社の文化などもあるでしょうが、初回顔合わせで踏み込んだ質問がされたことは、よかったです。
夕方は、Automation CSMチームの部門会議を行いましたが、メンバーの多くが虎ノ門の新オフィスに集まったこともあり、いつになく議論や質疑応答が活性化しました。普段はリモートでやっていますが、部門会議を会議室でやることで、普段以上の発言が同時に発生したり、皆さんの満足気な表情を確認出来ることがよかったです。
あわせて新オフィスでは、会議室用のデバイスも充実していて、遠隔地で来れないメンバーとも、臨場感のあるミーティングが出来ました。(昔からテレコン文化のある弊社ですが、10年くらい前から欲しかった)
夜は、皆さんで歓迎会を実施して、親睦を深めました。リモート環境ではなかなか話し合えないですが、実は地元が同じであったり、趣味が同じであったりと、メンバーの中での共通点があることが明らかになり、また現在それぞれが思っていた課題なども残談の中で明らかになってきて、実によい機会だったと思います。
新しいメンバーの皆さんには、製品や技術などキャッチアップして頂くことも多いですが、ユーザーコミュニティやオフラインイベントに積極的に参加してもらい、1日も早い活躍を期待しています。古くからいる先輩たちにも、よい刺激となって欲しいし、私もまた頑張らなければと思う次第でした。