先日、ノーツコンソーシアムの30周年記念パーティーが都内で行われました。私自身は長年IBMからのセッション提供として講演したり、ISEからの会員代表として参加して、関わってきました。その後も個人会員として続けていたのですが、こうしてこの記念のイベントに参加が出来てとても嬉しいです。
現在は業務として扱うこともなく、また業務用PCからNotesクライアントはアンインストールされてしまい、ユーザーとしても離れていますが、人生の半分はNotesと共にあったので未だに私の大事なパートナーでもあります。
Notes/Domino 14が今は最新と聞いていますが、私の知識はギリギリ12までです。昼間のセミナーは参加出来なかったので、具体的な進化は聞けませんでしたが、パーティーで何名かとお話するだけでも状況がわかってよかったです。
以下、感想です。
1. 成熟したコミュニティと製品愛
Notes/Domino 35周年というのも素晴らしい歴史ですが、コンソーシアム30周年というのも本当に素晴らしい話で、確かに私がNotesを始めたころには既に活動されていました。
私自身、今IBMのCSMとして、Instanaなどの新しいコミュニティを見ながら、そこを盛り上げたいと思っていますが、会員メンバーが30周年盛り上げ続け、東京だけでなく他の大都市でも個別の活動があり、多くの研究会活動やイベントの積み重ねで今があるのは、新しいコミュニティにとっての目標になると感じます。
さらに、参加者と交流していると、皆さんのNotes愛が美しく、「製品愛」という言葉をあちことで聞きますが、愛される製品として1つのモデルになると思いました。
2. CSMとして
今回、かなり久しぶりに顔を出したので、皆さんから今何をやっているか聞かれました。私は私で気になったのは、HCL社でも同様にCSMがあるのかどうか、とか、ライセンスの売り方は Perpetual なのか Subscription なのか、などです。本当は、Renewal に向けたどういう活動をしているのか、とか、Churn Riskに対して、どのように Retention 活動を進めるかなども聞いてみたいところでしたが、そこまではいかず。
3. 製品の進化について
製品のその後の進化について、少し会話をしました。触ったことがないですが、気になっていた Nomad Web のお話も聞けて、さらには Designer については、Domino 8.0以前の開発者の夢がかなったような話をきき、嬉しくなりました。
Dominoは古いと思われるところはありますが、昔からDominoのConferenceで開発チームの目指す方向性を聞くことで、業界の動向などへの理解も結構進んだので、またゆっくりDeep Diveなども聞いてみたいです。
4. 触れる環境について
今の自分にとって、既に触れる環境がなくなってしまった、というのも寂しい限りでしたが、それについても、いろいろと提案を頂き、選択肢があることを知りました。
Instana との連携など、簡単なので是非やってみたいと思いました。
5. 皆さん親切で嬉しい
長年離れてはいましたが、皆さん変わらず話しかけて下さり、昔のこと、今のこと、未来のことなどのお話が出来てよかったです。
コミュニティを考えて行く上で、参加者のコミュニケーションというのは大事ですが、この日も、コミュニケーションがいかにも得意そうな方々が、イベントを盛り上げ、個々のメンバーに挨拶しながら会話をされていて、こういうイベント・コミュニティの運営にとって、大事なことだなと再認識しました。
最後に、記念品のポロシャツを頂きました!当日は久しぶりに、黄色のネクタイを使いましたが、あまりLotusグッズを持っていないので、こういうものは嬉しいです!