IBMでは、"IBM Community Japan"としてメンバーの皆様の交流を積極的に行っています。今は、ナレッジモール研究として活動が行われていますが、少し前まではJGS(日本GUIDE/SHARE)という名前で活動を実施していました。毎年9月から活動を開始して、共通のテーマについて有志で研究を行い、翌年の9月に論文を提出し、最後に発表を行います。
当時私が所属していた ISE もこの活動に熱心で、私もよくアドバイザーとして活動に参加していました。思い返すと、10回ほどの経験があります。
先日、その中の1つである、2016-2017年の研究メンバーの同窓会がありました。活動が終了してから既に7年が経ちますが、未だにメンバーが集まるはわりと珍しいことで、ありがたい限りです。
このメンバーでは当時「次世代ワークスタイルにおけるIT活用」というテーマで研究をしていました。メンバーは当時10名で、IBMビジネスパートナー様からユーザー企業様まで、様々な業種、ロール、世代の方での活動でした。
研究では、最終的には「勤務状況可視化によるテレワーク推進」というタイトルで論文にして、テレワークの阻害要因などを考えながら、可視化の方法を検証して、その効果を確認してみる試みでした。可視化のために、当時の技術で様々な方法を参加者全員で試したことがなかなか楽しく、IOTなどで取得して、ダッシュボードで可視化してみるなどで盛り上がりました。その時に使ったツールの1つ、ManicTimeというのもアツいツールで思い出になりました。
このような研究活動の楽しみの1つは、研究合宿をやることです。このメンバーでも、思い出深いところに行きました。月に一度会っていた程度のメンバーでしたが、論文執筆に向けて一気に結束が強まりました。(初日の夜は、みんなで美味しい料理とお酒で、死ぬほど笑いました)
論文を執筆し、発表を終えた後も、時々思い出したように同窓会をやったり、コロナ禍にはオンライン飲み会も実施するほど仲の良いチームでした。今回久しぶりに会いましたが、何年たっても皆さん変わらず活躍されていて嬉しい限りです。
丁度関西のメンバーが東京出張ということもあり、今回企画がされました。メールでやり取りしつつ、当時作ったSlack Channelもまだ生きていて活用されています。
皆さんの仕事の近況を話つつ、 当時の研究の楽しかった思い出や、研究合宿のこと、今の時代に当てはめての感想や、皆さんの今のテレワーク事情などを話して、時間があっという間に過ぎました。
私は今、カスタマーサクセス組織にいますが、CSMからもナレッジモール研究のアドバイザーを何人かがしています。私もまた機会があれば、このような刺激ある場に戻ってこれればと思います。
参加の皆さんの許可を頂いた写真が以下です。楽しいひと時でした!