2024年度版のLiberty Dojoは、これまでオンラインで開催されてきました。これまでの開催は基本は座学でしたが、資料や動画も公開されており、後から勉強するにも適していて、私も実は夏の連休中こっそりと視聴しながら、知識のアップデートを行っていました。
そして、そのシリーズ第5回として、今日はIBM箱崎事業所で、ハンズオンが実施されました。会議室が埋まるほどの方にご参加頂きまして、有意義な時間になったと思います。
(以下のリンクから、過去の動画なども含めてアクセス可能です)
Liberty Dojo 第5回 Liberty体験ハンズオン@IBM箱崎事業所
さて、本日のハンズオンですが、基本は皆さんが持ち込んだPC(インターネット接続可能なことが条件)を使い、以下のハンズオン資料に従って実施しました。
【ハンズオン】Visual Studio CodeとLiberty ToolsではじめるOpen Liberty開発 さいしょの一歩 #VisualStudioCode - Qiita
まずは、Visual Studio CodeとJDKをインストールし、そこからVS Codeのプラグインの導入、そして Mavenプロジェクトのファイルをダウンロードして、そこを編集する形で実施しました。
今回のハンズオンのポイントは
1. 作った Maven プロジェクトのファイルをベースに
2. server.xml を設定変更し、ランタイムの設定を行う
3. 同じファイルに、アプリそのものも入れる
4. それを実行するだけで、(Libertyをインストールもしていないのに) アプリが Liberty 上で動く
というのを体感できるところかと思います。旧来のWebSphere Application Serverを触ったことがある方にとっては、その軽量な動きに大きな驚きがあったかと思います。
ちなみに、ハンズオンでは、あちこちで JAVA_HOME が、、、という声が聞こえてきました。私も実はハマりまして、この記事を見て解決しました。(ハンズオン中、いろいろなことが発生し、検索しながら進めていくのは久しぶりで楽しかったです)
私のチームからも何人か参加し、Libertyを体感した今年の新入社員も、よくわかるハンズオンだったと満足していて、Javaのコードの中身も理解したいです、と燃えていました。
セッション講師は、メインでお話頂いたTechSalesチームのメンバーに加え、CSMからも担当させて頂きました。
Libertyについては、モダナイズとして最近お話を聞く機会も増えており、技術者としては理解しておくとよいかと思います。Liberty Dojoの公開動画と、今回のハンズオンは今からでも個人学習できるので是非チャレンジしてみて下さい。
(講師をしてくれたAutomationチームのCSMメンバー↓)