2024年4月10日水曜日

JGSの同窓会に参加

IBMでは、"IBM Community Japan"としてメンバーの皆様の交流を積極的に行っています。今は、ナレッジモール研究として活動が行われていますが、少し前まではJGS(日本GUIDE/SHARE)という名前で活動を実施していました。毎年9月から活動を開始して、共通のテーマについて有志で研究を行い、翌年の9月に論文を提出し、最後に発表を行います。
当時私が所属していた ISE もこの活動に熱心で、私もよくアドバイザーとして活動に参加していました。思い返すと、10回ほどの経験があります。

先日、その中の1つである、2016-2017年の研究メンバーの同窓会がありました。活動が終了してから既に7年が経ちますが、未だにメンバーが集まるはわりと珍しいことで、ありがたい限りです。

このメンバーでは当時「次世代ワークスタイルにおけるIT活用」というテーマで研究をしていました。メンバーは当時10名で、IBMビジネスパートナー様からユーザー企業様まで、様々な業種、ロール、世代の方での活動でした。

研究では、最終的には「勤務状況可視化によるテレワーク推進」というタイトルで論文にして、テレワークの阻害要因などを考えながら、可視化の方法を検証して、その効果を確認してみる試みでした。可視化のために、当時の技術で様々な方法を参加者全員で試したことがなかなか楽しく、IOTなどで取得して、ダッシュボードで可視化してみるなどで盛り上がりました。その時に使ったツールの1つ、ManicTimeというのもアツいツールで思い出になりました。

このような研究活動の楽しみの1つは、研究合宿をやることです。このメンバーでも、思い出深いところに行きました。月に一度会っていた程度のメンバーでしたが、論文執筆に向けて一気に結束が強まりました。(初日の夜は、みんなで美味しい料理とお酒で、死ぬほど笑いました)

論文を執筆し、発表を終えた後も、時々思い出したように同窓会をやったり、コロナ禍にはオンライン飲み会も実施するほど仲の良いチームでした。今回久しぶりに会いましたが、何年たっても皆さん変わらず活躍されていて嬉しい限りです。

丁度関西のメンバーが東京出張ということもあり、今回企画がされました。メールでやり取りしつつ、当時作ったSlack Channelもまだ生きていて活用されています。
皆さんの仕事の近況を話つつ、 当時の研究の楽しかった思い出や、研究合宿のこと、今の時代に当てはめての感想や、皆さんの今のテレワーク事情などを話して、時間があっという間に過ぎました。

私は今、カスタマーサクセス組織にいますが、CSMからもナレッジモール研究のアドバイザーを何人かがしています。私もまた機会があれば、このような刺激ある場に戻ってこれればと思います。

 参加の皆さんの許可を頂いた写真が以下です。楽しいひと時でした!


 

2024年4月6日土曜日

新人たちが入ってきました

4月に入り、どこの組織でもそうでしょうが、私たちCSMにも新人さんが来ました。新卒メンバーもそうですが、キャリア採用のメンバーや、国外IBMからのメンバーが加入したこともあり、賑やかになりました。

新入りの皆さんには、数週間~数カ月の全社共通研修、そしてCSM Onboarding研修(Global共通)を受けてもらうことになっていますが、まずは今週早速の顔合わせと歓迎会を実施しました。

最初に、CSMのリーダーやアドバイザーとの顔合わせとして互いに自己紹介をし合ったり、昨年入社の先輩たちからエールを送ったり、そしてIBMやCSMの歴史や戦略、活動などについての概要を学びました。100年も前から、一体IBMはどういうビジネスをしてきていたのか、というのは興味深いところです。

ここ数年はハイブリッド・クラウド、AIをビジネスの主軸にしていていますが、私たちCSMは、OpenShiftやCloud PakのDeployment推進をしていることがあり、こういう場では、例えば以下の記事に出てくる青・赤帯の絵を使って説明することが多かったです。

第1回 『コンテナ共創しませんか?』 | IBM ソリューション ブログ
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/container-cocreation-center-01/ 

最近では、watsonxの登場から、データレイヤーを意識して少しアップデートを行った、以下のような図を使うことが多いです。(本当はインフラレイヤーも書かれるべきですが)

日本IBMが「IBM watsonx」をベースにした新たなAI戦略を明らかに ~「ビジネスのためのAI」を追求するAIとデータの新プラットフォームとは
https://www.imagazine.co.jp/ibm-ai-strategy-and-watsonx/ 

今回もこうしたスライドを使いながら、様々な会話をしました。
嬉しかったのは、新メンバーの方々から

  • オープン戦略とは何か
  • CSM と 世間一般でよく使う TAM という言葉は何が違うのか
  • 赤帯やデータレイヤーの帯が長いのは意味があるか

など、早速多くの質問を頂いたことで、よいディスカッションのきっかけともなりました。こういう場での質問は、本人の性格や、会議の雰囲気、会社の文化などもあるでしょうが、初回顔合わせで踏み込んだ質問がされたことは、よかったです。

夕方は、Automation CSMチームの部門会議を行いましたが、メンバーの多くが虎ノ門の新オフィスに集まったこともあり、いつになく議論や質疑応答が活性化しました。普段はリモートでやっていますが、部門会議を会議室でやることで、普段以上の発言が同時に発生したり、皆さんの満足気な表情を確認出来ることがよかったです。
あわせて新オフィスでは、会議室用のデバイスも充実していて、遠隔地で来れないメンバーとも、臨場感のあるミーティングが出来ました。(昔からテレコン文化のある弊社ですが、10年くらい前から欲しかった)

夜は、皆さんで歓迎会を実施して、親睦を深めました。リモート環境ではなかなか話し合えないですが、実は地元が同じであったり、趣味が同じであったりと、メンバーの中での共通点があることが明らかになり、また現在それぞれが思っていた課題なども残談の中で明らかになってきて、実によい機会だったと思います。

新しいメンバーの皆さんには、製品や技術などキャッチアップして頂くことも多いですが、ユーザーコミュニティやオフラインイベントに積極的に参加してもらい、1日も早い活躍を期待しています。古くからいる先輩たちにも、よい刺激となって欲しいし、私もまた頑張らなければと思う次第でした。